特集 遺伝子検査―診断とリスクファクター
4.遺伝子分析―リスクファクターの推定
コラム
原発性免疫不全
野々山 恵章
1,2
1防衛医科大学校小児科
2理化学研究所免疫・アレルギー科学総合研究センター
pp.1554
発行日 2007年11月30日
Published Date 2007/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542101474
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原発性免疫不全症は,免疫系において重要な役割を果たしている分子の異常により,生体防御機構が低下し,易感染を呈する疾患である.
最近,先天性免疫不全症の責任遺伝子が次々に同定されてきている.その数は約100に上り,多くの疾患で遺伝子診断が可能になってきている.各疾患の詳細は,先天性免疫不全症候群のホームページhttp://www.med.u-toyama.ac.jp/pedi/mennHp/index.html,日本免疫不全症研究会(http://www.jsid.jp),PIDj(Primary Immunodeficiency Diseases Japan,http://pidj.rcai.riken.jp),およびhttp://www.nanbyou.or.jp/sikkan/031.htmを参照されたい.
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