特集 ショックのPatient Journey
⓭ —Closing Remark—ショック管理の未来—Beyond journey's end
小谷 祐樹
1
Yuki KOTANI
1
1鉄蕉会亀田総合病院 集中治療科
pp.299-302
発行日 2024年4月1日
Published Date 2024/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3102201179
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はじめに
本稿をお読みになっている方は,ショックにまつわる6つのシナリオを読み終えたショックマニアかと思います(笑)。生まれ変わったIntensivist誌の第2号,そして意外なことに2009年の創刊以来初めて「ショック」をテーマに据えた本号,いかがでしたか?「ショックのPatient Journey」と題して,resuscitationとde-resuscitationの両面に関して,研究から得られるエビデンスと著者それぞれのexperienceを織り交ぜたこの特集を楽しんでいただけましたら幸いです。
さて,ここまではショックの過去・現在について大いに語っていただきましたので,最終稿は未来について私の見解をたっぷりお話しさせていただきます。今後のショック管理はどこへ向かっていくでしょうか? 私は自動化と個別化の2つの軸を考えます。
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