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え? 知らないの?間接熱量計
石高 拓也
1
,
森實 雅司
2
1大和会東大和病院 臨床工学科
2済生会横浜市東部病院 臨床工学部
pp.758-765
発行日 2018年7月1日
Published Date 2018/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3102200552
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我々ヒトは筋収縮,体温調節,神経伝達などの生命維持活動のために食物を摂取し,体内に取り込まれた栄養素からエネルギーを産生,吸収し続けていかなければならない。これは集中治療を要する状況でも同様である。原疾患の治療を進めると同時に患者の栄養状態の把握を行い,刻一刻と変化する病態に応じて適切な栄養療法を施行する必要がある。急性期の栄養療法はその投与時期や方法,栄養素などカテゴリーごとに論議が行われているが,今回はエネルギー量の決め方,考え方に関連のある間接熱量計について紹介する。
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