徹底分析シリーズ 看護師と協働する周術期管理
麻酔にかかわる看護師資格についての法的な側面—生き物である法律にどう対応するか?
入江 友哉
1
,
後藤 隆久
1
Tomoya IRIE
1
,
Takahisa GOTO
1
1横浜市立大学医学部 麻酔科学教室
pp.894-897
発行日 2021年9月1日
Published Date 2021/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101202072
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2024年から導入される医師の働き方改革に対応するため,医師の長時間勤務の抑制が課題となっている。その対応方法の一つに医師から他職種への業務移管が挙げられている。業務移管を進めることで医師の業務負担が軽減され,労働時間の抑制が期待される。周術期・麻酔領域においても看護師との協働は不可欠なものになりつつある。
本稿では,まず麻酔にかかわる看護師の資格について説明する。さらに「医行為」「診療の補助」「指示」について法的側面からお話しする。読者の施設で業務移管を考える際の参考にしていただきたい。
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