徹底分析シリーズ もう一度始めるTIVA
電気生理学モニタリングとTIVA—術中モニタリング時のTIVAの注意点と吸入麻酔薬の可能性
林 浩伸
1
,
川口 昌彦
1
Hironobu HAYASHI
1
,
Masahiko KAWAGUCHI
1
1奈良県立医科大学 麻酔科学教室
pp.744-748
発行日 2020年7月1日
Published Date 2020/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101201723
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術中に神経機能を評価する方法として誘発電位などの電気生理学モニタリングが広く普及している。その代表格である運動誘発電位motor evoked potential(MEP)モニタリング時の麻酔の第一選択が全静脈麻酔(TIVA)であることはよく知られている。でも,ちょっと待って。TIVAを選択しておけば,麻酔科医としてほかに注意しておくことはないのだろうか? あるいは,吸入麻酔薬は必ずしも使用できないのだろうか?
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