徹底分析シリーズ 修正型電気けいれん療法と麻酔
m-ECTの安全性確保のために—専用ユニットでマニュアルにもとづいて施行
和田 圭伊子
1
,
中井 哲慈
1
Keiko WADA
1
,
Tetsuji NAKAI
1
1国立精神・神経医療研究センター病院 麻酔科
pp.1130-1133
発行日 2019年11月1日
Published Date 2019/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101201517
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修正型電気けいれん療法modified electroconvulsive therapy(m-ECT)の安全性確保というテーマは幅広い。そのため,本稿では,国立精神・神経医療研究センター病院(以下,当院)で作成された『電気けいれん療法(ECT)マニュアル』1)(以下,マニュアル)を参考に述べる。合併症については,当院で行われている,せん妄対策と深部静脈血栓症(DVT)/肺動脈塞栓症(PE)対策について焦点を当てる。
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