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                pp.649-653
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 2015年6月1日
                  Published Date 2015/6/1
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101200318
                
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The New England Journal of Medicine
Editorial:
Schaff HV. Surgical ablation of atrial fibrillation-when, why, and how? N Engl J Med 2015;372:1465-7.
Article:
Gillinov AM, Gelijns AC, Parides MK, et al. Surgical ablation of atrial fibrillation during mitral-valve surgery. N Engl J Med 2015;372:1399-409.
■僧帽弁手術とメイズ手術
僧帽弁疾患患者は,心房細動の発生率が高く,心房細動の出現に伴い心不全に陥ることが多い。心房細動による血栓塞栓症も起こり得る。薬物による調律や心拍数のコントロール,抗凝固療法が行われるほか,カテーテルアブレーションも行われる。心房細動に対するメイズ手術は,1987年にJames I. Coxにより開始された。両心房を定められたパターンで切開することにより,洞調律へ復帰する率が高いことが示された。当時は,手術時間も長く,出血などの問題もあった。その後,心臓手術時の治療としては,ラジオ波や凍結アブレーションが主流となり,手術時間の延長や出血の問題はマイナーなものとなってきた。しかし,心臓手術時の外科的アブレーションに関する適応に関してはコンセンサスがない。

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