症例検討 院内急変
術後ICU患者の急変—ハローベスト装着患者急変時におけるdifficult airway management
田口 学
1
,
杉本 憲治
1
,
稲田 眞治
2
Manabu TAGUCHI
1
,
Kenji SUGIMOTO
1
,
Shinji INADA
2
1名古屋第二赤十字病院 麻酔・集中治療部
2名古屋第二赤十字病院 救急部
pp.632-637
発行日 2015年6月1日
Published Date 2015/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101200313
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症例
69歳の男性。身長173cm,体重80kg。頸椎椎体切除前方固定術が施行され,ハローベストを装着後,術後管理目的に集中治療室(ICU)入室となった。術後3日目,喀痰排出困難を認めたため,看護師が鼻腔より吸引を試みていたところ,モニターで徐脈ののち,低酸素アラームが鳴り,心停止となった。
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