徹底分析シリーズ 産科出血は怖くない!(前編)
IVR―各々の手技の特徴と限界を理解して緊急止血,出血予防に用いよう
曽根 美雪
1
SONE,Miyuki
1
1国立がん研究センター中央病院 放射線診断科
pp.572-575
発行日 2014年6月1日
Published Date 2014/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101102148
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
産科大量出血への対処法として,輸血などの保存的治療とともに,外科的止血が行われてきたが,近年,interventional radiology(IVR)の有用性が認識されている。IVRは,局所麻酔下で施行でき,大きな切開を要さない低侵襲治療である。しかし,産科出血に対する有用性のエビデンスは十分とはいえない。各々の手技の特徴と限界を理解したうえで用いる必要がある。
Copyright © 2014, "MEDICAL SCIENCES INTERNATIONAL, LTD." All rights reserved.