Refresher Course
止血のIVRアップデート
山本 洋輔
1
,
井上 政則
2
,
倉田 忠宜
1
,
長谷川 市郎
1
,
中塚 誠之
2
,
陣崎 雅弘
2
1川崎市立川崎病院放射線診断科
2慶應義塾大学医学部放射線科学教室放射線診断科
pp.1189-1197
発行日 2022年9月25日
Published Date 2022/9/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000003150
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interventional radiology(IVR)による止血に用いられる代表的な塞栓物質およびゴア®バイアバーン®(以下,バイアバーン)について概説する.ピンポイントに塞栓したい場合は金属コイル,一時的に全体的な血流を低下させたい場合はゼラチンスポンジ,出血点に到達不可あるいは凝固障害がある場合はn-butyl-cyanoacrylate(NBCA),末梢血流を温存する必要がある場合はバイアバーンを選択するとよい.医原性合併症含めた自験例を提示し,治療方針の決定や塞栓物質の選択ポイントについて解説する.
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