症例検討 感染源患者の管理
結核とわかっている患者の緊急手術―空気感染防止のために,呼吸器系からの分泌物への対処に重点を置く
河内 正治
1
Shoji KAWACHI
1
1国立国際医療研究センター 手術部麻酔科
pp.644-648
発行日 2013年7月1日
Published Date 2013/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101101865
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症例
35歳の男性。身長165cm,体重55kg。生活環境にやや問題があり,活動性肺結核を罹患して,治療目的で当院の結核病棟に入院中である。ストレスからか胃穿孔を生じ,穿孔性腹膜炎の診断で,緊急手術が当日午前中に申し込まれた。
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