徹底分析シリーズ デスフルラン1
                        
                        
                
                  
                  
                  
                  
                            
                                    
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    デスフルラン覚醒時の気道刺激対策―リドカインや麻薬の併用で咳反射を抑制する
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                安村 里絵
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                小林 佳郎
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                        
                                            
                                                Rie YASUMURA
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                Yoshiro KOBAYASHI
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1国立病院機構東京医療センター 麻酔科
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.38-40
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 2013年1月1日
                  Published Date 2013/1/1
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101101724
                
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デスフルランの長所として誰もが最初に挙げる特徴は,麻酔からの覚醒が早いという点であろう。筆者もそれを期待していたが,デスフルランを使用し始めた頃の印象は,「抜管までの時間はセボフルランと比べても確かに早いが,いわゆる“覚醒の質”はむしろ悪いのでは?」というものであった。当初は覚醒期の気道刺激性に関する認識が甘く,対策を講じていなかったため,デスフルランの呼気濃度が十分に低下しないうちに激しい咳反射が起こり,デスフルラン濃度が高いまま抜管することが多かったのである。

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