連載 初歩からのファイバースコープガイド下気管挿管:第3回
全身麻酔下・経口ファイバースコープガイド下気管挿管―実践編
青山 和義
1
,
竹中 伊知郎
1
1新日鐵八幡記念病院 麻酔科
pp.544-553
発行日 2007年6月1日
Published Date 2007/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101100337
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実践編としてまず,全身麻酔下・経口ファイバースコープガイド下気管挿管の手順の解説から始めます。ファイバースコープガイド下気管挿管(ファイバー挿管)を行う機会としては,麻酔導入後に挿管困難が判明した場合が最も多いと思います。その場合は鼻出血の危険がなく,鼻腔内処置の不要な経口ファイバー挿管を選択することが多いのではないでしょうか。全身麻酔下・経口ファイバー挿管は,意識下ファイバー挿管や経鼻ファイバー挿管よりやや難しい1)と考えられていますが,明日からの臨床にすぐ役立つことと思います。
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