特集 難治性喘息—なぜこの喘息患者はよくならないのか?
Ⅲ.治療戦略を再構築する
吸入療法の見直しと最適化
玉田 勉
1
1東北医科薬科大学医学部内科学第一(呼吸器内科)
キーワード:
吸入デバイス
,
吸気流量
,
薬剤放出パターン
,
息止め
,
ポリファーマシー
Keyword:
吸入デバイス
,
吸気流量
,
薬剤放出パターン
,
息止め
,
ポリファーマシー
pp.516-524
発行日 2025年11月1日
Published Date 2025/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.243232680730040516
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POINT
●吸入手技の最適化やアドヒアランス向上など,吸入治療特有の課題解決が重要である.
●患者背景に合ったデバイスを選択し,手技や効果不十分なら最適のデバイスへ変更を検討する.
●粒子径やデバイスからの薬剤放出パターンを踏まえた適切な吸気流量が求められる.

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