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特集 喘息・COPDと関連疾患の重要知識Up-to-date
喘息・COPD患者の長期管理と急性期の対応
COPD
COPD
菊池 崇史
1
,
杉浦 久敏
2
1東北大学病院呼吸器内科
2東北大学大学院医学系研究科内科病態学講座呼吸器内科学分野
キーワード:
慢性閉塞性肺疾患
,
COPD
,
長期管理目標
,
吸入デバイス
,
気管支拡張薬
,
増悪予防
Keyword:
慢性閉塞性肺疾患
,
COPD
,
長期管理目標
,
吸入デバイス
,
気管支拡張薬
,
増悪予防
pp.2282-2286
発行日 2024年12月10日
Published Date 2024/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402229908
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Point
◎慢性閉塞性肺疾患(COPD)の長期管理においては症状やQOLの改善,身体活動性の向上,増悪予防や疾患進行の抑制といった治療の目標を意識することが重要である.
◎吸入薬には複数のデバイスがあるため,それぞれの吸入デバイスの特性を理解し,対象の患者に最適と思われるデバイスを選択する.
◎薬物療法の基本は長時間作用性抗コリン薬(LAMA)あるいは長時間作用性β2刺激薬(LABA)の吸入であり,増悪が頻回な患者には吸入ステロイド,テオフィリン,喀痰調整薬,マクロライド系抗菌薬の追加も検討する.
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