増大特集 学術研究支援の最先端
Ⅲ.コホート・生体試料支援プラットフォーム(CoBiA)
ⅱ.ブレインリソースの整備と活用支援
死後脳ゲノム解析による新規病態解明
石浦 浩之
1
Ishiura Hiroyuki
1
1岡山大学学術研究院医歯薬学域脳神経内科学
キーワード:
神経核内封入体病
,
neuronal intranuclear inclusion disease
,
眼咽頭遠位型ミオパチー
,
リピート伸長変異
,
ショートリードシークエンシング
,
ロングリードシークエンシング
Keyword:
神経核内封入体病
,
neuronal intranuclear inclusion disease
,
眼咽頭遠位型ミオパチー
,
リピート伸長変異
,
ショートリードシークエンシング
,
ロングリードシークエンシング
pp.492-493
発行日 2024年10月15日
Published Date 2024/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201944
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本稿では,メンデル遺伝性疾患の原因を明らかにする手法を説明すると共に,今日的な課題を述べる。神経核内封入体病の原因遺伝子を同定する際に,剖検脳を用いた解析が有用であった。神経系のように生検が困難な組織を研究対象にする場合,病理診断されている症例の解析は極めて有用である。
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