増大特集 革新脳と関連プロジェクトから見えてきた新しい脳科学
Ⅲ.ヒト疾患研究
b)神経変性疾患
パーキンソン病の動物モデル
澤村 正典
1
,
髙橋 良輔
2
Sawamura Masanori
1
,
Takahashi Ryosuke
2
1京都大学医学部附属病院脳神経内科
2京都大学大学院医学研究科脳病態生理学講座臨床神経学
キーワード:
パーキンソン病
,
動物モデル
,
αシヌクイレン
Keyword:
パーキンソン病
,
動物モデル
,
αシヌクイレン
pp.486-487
発行日 2022年10月15日
Published Date 2022/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201596
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動物モデルは疾患研究における最も基本的で重要なツールである。パーキンソン病(PD)の動物モデルは薬剤モデル,遺伝子改変モデル,αシヌクレイン凝集体接種モデルと発展し,多様な展開をみせているが,理想的な動物モデルはいまだ存在しない。ここでは現在用いられているPDの動物モデルについて概説する。
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