増大特集 革新脳と関連プロジェクトから見えてきた新しい脳科学
Ⅰ.霊長類脳科学
a)遺伝子改変技術および関連技術を用いたマーモセットの脳科学・疾患研究
パーキンソン病モデルマーモセット
小林 玲央奈
1
Kobayashi Reona
1
1理化学研究所脳神経科学研究センターマーモセット神経構造研究チーム
キーワード:
パーキンソン病
,
マーモセット
,
αシヌクレイン
,
トランスジェニック
Keyword:
パーキンソン病
,
マーモセット
,
αシヌクレイン
,
トランスジェニック
pp.382-383
発行日 2022年10月15日
Published Date 2022/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201544
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パーキンソン病(Parkinson's disease;PD)研究において,様々な手法でモデル動物が作製され,PDのメカニズム解明や新規治療法開発に多大な貢献を成してきた。しかし,最近明らかになってきたPD病態の複雑さは従来のモデル動物では網羅できず,新たな方策が求められている。本稿では,PDモデル動物の特徴とマーモセットモデルの意義,およびその展望について述べる。
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