Japanese
English
増大特集 難病研究の進歩
Ⅰ.神経・筋
パーキンソン病
Parkinson's disease
波田野 琢
1
,
王子 悠
1
,
森 聡生
1
,
奥住 文美
1
,
服部 信孝
1
Hatano Taku
1
,
Oji Yutaka
1
,
Mori Akio
1
,
Okuzumi Ayami
1
,
Hattori Nobutaka
1
1順天堂大学大学院医学研究科神経学
キーワード:
パーキンソン病
,
α-シヌクレイン
,
伝播
,
リン脂質
,
リソソーム
Keyword:
パーキンソン病
,
α-シヌクレイン
,
伝播
,
リン脂質
,
リソソーム
pp.386-387
発行日 2020年10月15日
Published Date 2020/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201201
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パーキンソン病(PD)は運動機能障害が前景となる神経変性疾患であり,ドパミン神経細胞の変性とレヴィ小体(LB)の出現が特徴である。LBの主な構成タンパク質はα-シヌクレイン(AS)であり,ASの凝集および伝播が病態に強く関与していることが示唆されている。更に,AS凝集と脂質代謝の関係も注目されており,本稿ではASの凝集と伝播,脂質代謝酵素異常との関連について最新の知見を述べる。
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