増大特集 脳とからだ
Ⅰ.腸,免疫系,脳の相互作用
ゲートウェイ反射による血液脳関門への免疫細胞ゲート形成制御と病態の誘導
田中 勇希
1,2
,
村上 正晃
1,2
Tanaka Yuki
1,2
,
Murakami Masaaki
1,2
1北海道大学遺伝子病制御研究所大学院医学院分子神経免疫学教室
2量子科学技術研究開発機構量子生命科学研究所量子免疫学グループ
キーワード:
ゲートウェイ反射
,
ケモカイン
,
病原性T細胞
,
血液脳関門
,
神経回路
Keyword:
ゲートウェイ反射
,
ケモカイン
,
病原性T細胞
,
血液脳関門
,
神経回路
pp.405-408
発行日 2021年10月15日
Published Date 2021/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201400
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
これまでに筆者らは,局所神経活性化が固有の血管に免疫細胞の中枢への侵入口を形成するゲートウェイ反射を報告してきた。本稿では,これまでに報告してきたゲートウェイ反射を介した血液脳関門の制御と,組織特異的な病態誘導との関係について論じる。
Copyright © 2021, THE ICHIRO KANEHARA FOUNDATION. All rights reserved.