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特集 細胞高次機能をつかさどるオルガネラコミュニケーション
Ⅳ.ペルオキシソーム
オルガネラ間の協奏によるペルオキシソームの機能と恒常性の制御
Peroxisome homeostasis:functional and dysfunctional communication with mitochondria and ER
藤木 幸夫
1
,
奥本 寛治
2,3
,
本庄 雅則
1
Fujiki Yukio
1
,
Okumoto Kanji
2,3
,
Honsho Masanori
1
1九州大学生体防御医学研究所オルガネラホメオスタシス研究室
2九州大学大学院理学研究院生物科学部門
3九州大学大学院システム生命科学
キーワード:
ペルオキシソーム
,
カタラーゼ
,
細胞死
,
オルガネラ間膜接触部位
,
プラスマローゲン
Keyword:
ペルオキシソーム
,
カタラーゼ
,
細胞死
,
オルガネラ間膜接触部位
,
プラスマローゲン
pp.591-595
発行日 2018年12月15日
Published Date 2018/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425200929
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ペルオキシソームは極長鎖脂肪酸のβ酸化をはじめとして,多くの重要な代謝機能を担う哺乳類をはじめ生命体の生存に必須な細胞内小器官(オルガネラ)である。ペルオキシソームの多様な機能およびその恒常性は,ペルオキシソームに固有のタンパク質(酵素)群が担っているが,これに加えて他のオルガネラとの機能的,物理的な連携による制御も明らかとなってきており,本稿では筆者らのグループの成果を中心に概説する。
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