増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾
Ⅲ.細胞膜での分子修飾
膜タンパク質
C-マンノシル化
井原 義人
1
Ihara Yoshito
1
1和歌山県立医科大学医学部生化学講座
キーワード:
C-マンノシル化
,
C-Man-Trp
,
Thrombospondin
,
サイトカイン受容体
,
トリプトファン
Keyword:
C-マンノシル化
,
C-Man-Trp
,
Thrombospondin
,
サイトカイン受容体
,
トリプトファン
pp.500-501
発行日 2018年10月15日
Published Date 2018/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425200898
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C-マンノシル(C-Man)化は分泌膜タンパク質中のトリプトファン(Trp)に対する単糖付加修飾であり,近年C-マンノース転移酵素遺伝子が同定された。C-Man化はタンパク質の生合成や折りたたみ,タンパク質機能発現において重要な役割を持つことが示唆されている。一方,血液や尿中には遊離のC-Man-Trpが検出され,その臨床的意義も注目されている。
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