増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾
Ⅲ.細胞膜での分子修飾
膜タンパク質
ポリシアル酸化
佐藤 ちひろ
1
,
北島 健
1
Sato Chihiro
1
,
Kitajima Ken
1
1名古屋大学生物機能開発利用研究センター
キーワード:
ポリシアル酸化
,
神経細胞接着分子
,
精神疾患
,
がん
Keyword:
ポリシアル酸化
,
神経細胞接着分子
,
精神疾患
,
がん
pp.502-503
発行日 2018年10月15日
Published Date 2018/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425200899
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ポリシアル酸化は神経細胞接着分子(NCAM)など特定のタンパク質に対して起こる。ポリシアル酸化NCAMにはNCAMの接着機能を阻害する反接着作用と共に,種々の神経作用因子と結合して作用調節する分子保持機能があり,正常な脳の発達・機能を促す一方,その破綻はがんや精神疾患の発症につながる。
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