増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾
Ⅰ.細胞核での分子修飾
ヒストン/核内タンパク質
アシル化
川島 茂裕
1
Kawashima Shigehiro
1
1東京大学大学院薬学系研究科有機合成化学教室
キーワード:
アシル化
,
ヒストン
,
遺伝子発現
,
がん
,
化学触媒
Keyword:
アシル化
,
ヒストン
,
遺伝子発現
,
がん
,
化学触媒
pp.418-419
発行日 2018年10月15日
Published Date 2018/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425200857
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近年の質量分析技術の発展により,タンパク質のリジン残基は,アセチル化だけではなく,ブチリル化,マロニル化,3-ヒドロキシブチリル化などの様々な種類のアシル化修飾を受けることが明らかになった。本稿では,ヒストンのアシル化の機能や制御について,最新の研究で明らかになった知見をまとめて紹介する。
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