増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾
Ⅱ.細胞質/オルガネラでの分子修飾
タンパク質機能・品質管理
スクシニル化
古園 さおり
1
Kosono Saori
1
1東京大学生物生産工学研究センター
キーワード:
リジンスクシニル化
,
リジンアシル化
,
ミトコンドリア
,
ヒストン
,
サーチュイン
Keyword:
リジンスクシニル化
,
リジンアシル化
,
ミトコンドリア
,
ヒストン
,
サーチュイン
pp.466-467
発行日 2018年10月15日
Published Date 2018/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425200881
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タンパク質のリジン残基に起こるスクシニル化は,アセチル化に次いで多くみられるアシル化修飾である。真核生物ではミトコンドリアタンパク質に多くみられ,細菌にも存在する。生体内で正電荷を持つリジン残基に負電荷を導入することから,タンパク質のコンホメーションや相互作用に与える影響はアセチル化よりも大きいと考えられる。
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