増大特集 病態バイオマーカーの“いま”
Ⅵ.精神・神経疾患
3.自閉症スペクトラム
自閉スペクトラム症の社会性行動とオキシトシン
東田 陽博
1
Higashida Haruhiro
1
1金沢大学子どものこころの発達研究センター相互認識機能研究基礎部門
キーワード:
オキシトシン
,
自閉スペクトラム症
,
社会性行動
,
臨床試験
Keyword:
オキシトシン
,
自閉スペクトラム症
,
社会性行動
,
臨床試験
pp.488-489
発行日 2016年10月15日
Published Date 2016/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425200531
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自閉スペクトラム症(ASD)は,他者との社会的相互性(コミュニケーション)の障害などを幼児期から認めることで診断される。客観的な診断指標はまだ確立していない。社会性分子であるオキシトシンがバイオマーカーになり得るか,また,ASDの主症状の改善に効果があるかを論ずる。
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