増大特集 病態バイオマーカーの“いま”
Ⅳ.炎症・線維化
間質性肺炎マーカー
坂東 政司
1
,
萩原 弘一
1
Bando Masashi
1
,
Hagiwara Koichi
1
1自治医科大学内科学講座呼吸器内科学部門
キーワード:
間質性肺炎
,
KL-6
,
SP-A
,
SP-D
Keyword:
間質性肺炎
,
KL-6
,
SP-A
,
SP-D
pp.448-449
発行日 2016年10月15日
Published Date 2016/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425200511
- 有料閲覧
- 文献概要
- 参考文献
間質性肺炎とは,肺の間質を炎症や線維化病変の基本的な場とする疾患の総称である。現在わが国では,Ⅱ型肺胞上皮由来のバイオマーカーであるKL-6,SP-A,SP-Dが間質性肺炎の診断と共に,疾患活動性や臨床経過・予後予測のマーカーとして利用されている。また,新たな間質性肺炎マーカーとして,MMP-1,7やCCL-18,ペリオスチン,LOXL2などが注目されている。
Copyright © 2016, THE ICHIRO KANEHARA FOUNDATION. All rights reserved.