オール沖縄!カンファレンス|レジデントの対応と指導医の考えVer.2.0・105
炎症の原因はどこだ!?
大城 俊貴
1
,
中村 一希
1
,
嵩原 安彦
1
,
徳田 安春
2
,
仲里 信彦
,
鈴木 智晴
,
佐藤 直行
1沖縄医療生活協同組合 沖縄協同病院 総合内科
2群星沖縄臨床研修センター
pp.1212-1215
発行日 2025年10月15日
Published Date 2025/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.218880510350101212
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CASE
患者:70代、女性。
主訴:全身倦怠感。
現病歴:X-13日から湿性咳嗽、食欲不振、嘔気の症状があった。マイコプラズマおよびヒトメタニューモウイルス感染症と診断された2歳の孫との接触歴から同様の感染を疑い、妹が医療機関受診を勧めるも拒否していた。X-1日から黄色鼻汁が出現し、徐々に活気不良となったため、X日夜に当院救急外来を受診した。
既往歴・併存症:子宮がん・虫垂炎(35歳頃:子宮摘出・虫垂切除)。健診歴や医療機関受診歴なし。
内服薬:定期処方薬やサプリメントなし。
生活歴:飲酒なし、喫煙は10本/日×40年。

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