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令和6年度リハビリテーション医療に関する社会保険診療報酬改定について—回復期リハビリテーション病棟,地域包括医療・ケア病棟,医療介護連携
岡本 隆嗣
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1日本リハビリテーション医学会社会保険委員会
pp.669-676
発行日 2024年7月18日
Published Date 2024/7/18
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回復期リハビリテーション病棟入院料
回復期リハビリテーション病棟入院料は,体制強化加算1・2の廃止,運動器リハビリテーション料の算定単位数の見直し(上限9単位から6単位に変更)が行われ,インパクトが強い改定となった.
なお,2022年改定で新設された特定機能病院リハビリテーション病棟入院料は変更がなく,専従医要件は残った.また,看護職員配置(10対1以上),管理栄養士(専従),新規入院患者のうちの重症者の割合(5割)が回復期リハビリテーション病棟入院料1と異なるが,その他は本改定において入院料1とほぼ同じ設定となったため,以下回復期リハビリテーション病棟入院料について解説する.主な施設基準を表1に示す.

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