JARM NEWS【基幹研修施設インタビュー】
慶應義塾大学病院リハビリテーション科
辻 哲也
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1慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室
pp.677-678
発行日 2024年7月18日
Published Date 2024/7/18
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- 文献概要
研究のできる臨床医を目指し全国から若手医師が集う
教室員が約100人という大所帯の慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室.さらにそのうちの65%が医師歴10年未満の若手医師で構成されており,新専門医制度の基本領域化に伴い,リハビリテーション科に魅力を感じて入局する若手医師が増えたそうです.
「指導医の資格をもつ医局員が約4割いるので,若手が多くても指導者は十分おり,手厚く人材育成を行っています.月に1回は教育関連施設勤務の医師も含め,医局員全員が集まり,勉強会を開催しています.大学全体として『Physician Scientist』であるべきという理念が定着しているので,若い頃から『研究のできる臨床医』を目指してもらっています.優れた成果を発揮した若手を表彰する『レジデント・オブ・ザ・イヤー』も設けており,大きな刺激と励みになっています.女性医師も全体の35%おり,比較的女性が多い教室といえます.また他大学出身者が約8割を占め,全国各地から入局するため,風通しもよく,人脈や医師としての視野も広がります」と教室の雰囲気について説明する辻哲也先生.
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