研究・調査・報告
少ない文字情報と無声の映像情報からのアセスメント―精神看護学における演習方法の一試み
渡辺 尚子
1
,
釜谷 咲子
2
1千葉県立衛生短期大学
2元:千葉県立衛生短期大学
pp.65-69
発行日 2003年9月15日
Published Date 2003/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689900726
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はじめに
精神障害者の社会的入院の解消が掲げられている昨今,精神看護領域においては今まで以上に,専門的視点をもち質の高いケアが提供できる看護師の育成が望まれている。
従来,精神看護学における講義・演習では,ペーパーペイシェントを用い,観察の視点や看護過程を教えることが多い。多くの文字情報からそれらを客観的に捉え,患者をイメージし,その中で患者への看護を考えていく方法である。
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