焦点2 退院と家族
家族の回復を支える―看護者として向かい合って
相澤 和美
1
1山梨県立看護大学
pp.64-68
発行日 2002年11月15日
Published Date 2002/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689900529
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統合失調症を患う重さを,家族は本人と一緒に担う。そのことをどれだけ看護師は知っているだろうかと問いかけると,その言葉はそのまま自分に向かってくる。
私は,14年間の都立松沢病院での臨床経験,その後の精神保健福祉センターにおいて地域精神保健福祉活動に対する支援,グループホーム,共同作業所,生活支援センターの設立,運営などに関与し,そこで家族にも出会いかかわってきた。そして今は,教員をやっている。
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