特集 アルコール看護にはツボがあった さよならバーンアウト!
コツ・その3 家族も入院できる病院―関係性を変える契機として
韮沢 博一
1
1成増厚生病院附属東京アルコール医療総合センター
pp.21-23
発行日 2001年7月15日
Published Date 2001/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689900384
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強迫コミュニケーション(共依存)
電話相談は,家族からかかってくることがほとんどです。「うちの主人は酒浸りで,なんとか入院させたいのですが」。
アルコール依存症は家族を巻き込む病気といわれています。家族は,アルコール依存症の知識のないなかで,本人を病気として理解できず,ガミガミと説教をしたり飲んでいるお酒を無理矢理取り上げたり,あの手この手で飲ませまいとコントロールしようとしています。
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