特集 アルコール看護にはツボがあった さよならバーンアウト!
コツ・その2 “ほったらかし”療法―自助グループの力にはかなわない
韮沢 博一
1
1成増厚生病院附属東京アルコール医療総合センター
pp.18-20
発行日 2001年7月15日
Published Date 2001/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689900383
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全国各地のアルコール専門病棟で行なっているアルコールリハビリプログラムは,月曜日から日曜日まで,起床から就寝まで,飲む隙を与えないようにきっちりとスケジュールで埋められたものだと思います。“アルコール依存症の正しい理解”を情報提供し,“しらふで生きる”ための手がかりを入院治療の場で体験できるようにする―そのために組まれたプログラムなのだと理解します。
しかし当センターでのプログラムは通常に比べて,非常にゆったりと組まれています。以下にその理由を説明します。
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