特集 精神科訪問看護の先人に、経営や看護のコツを聞く!
アルコール依存症の患者さんが訪問看護を受け入れるために「響く言葉」とは
佐藤 栄児
1
1訪問看護ステーションみのり・東京支店
pp.280-288
発行日 2022年7月15日
Published Date 2022/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689201019
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アルコール依存症で入院している人たちに向けて講演を行っています
再入院対策の1つとしての訪問看護
私は2021年4月から、井之頭病院アルコール症センター(閉鎖病棟、開放病棟、アルコール専門デイケア)で、アルコール依存症の人を対象に、月1回講演を行っています。
この講演を依頼してこられた井之頭病院のアルコール依存症閉鎖病棟の副科長からは、次のような要請をいただきました。
①講演は1回あたり1時間。講義は40〜50分。残り時間を質疑応答に。
②講演は3回(3か月)で1クールに(3か月で退院する患者さんもいるため)。
③患者さんが訪問看護を知り、利用してみようと思えるような内容にしてほしい。
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