特別記事
松沢病院「身体合併症病棟」で身体拘束最小化に取り組む―現場の声を届けたい
中田 信枝
1
,
中屋 利子
1
,
谷口 奈緒美
1
,
戸谷 亜須佳
1
,
阪本 知広
1
,
齋藤 正彦
2
,
黒田 美喜子
2
1東京都立松沢病院MPU43病棟
2東京都立松沢病院
pp.44-56
発行日 2014年5月15日
Published Date 2014/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689101318
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
「身体合併症病棟で身体拘束を最小化するのは難しいでしょう?」とよく言われる。なぜだろうか。
それは、患者の生命を守るために身体管理上のさまざまな医療処置(点滴、中心静脈栄養、胃管、ドレーン、尿道留置カテーテル、人工呼吸器など)が実施されており、それらを安全に管理するためにやむを得ず身体拘束が必要となることが多い現状があるからだ。
Copyright © 2014, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.