書論 
                        
                        
                
                  
                  
                  
                  
                            
                                    
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    「身体拘束最小化」—この言葉に心がうずく人こそ読んでほしい
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                安藤 由紀
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1医療法人社団協友会笛吹中央病院
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.68-71
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 2021年1月15日
                  Published Date 2021/1/15
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689200838
                
                - 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
私が寝たきりになっても
私は右向きで、顔の下に右手があり左手が顔の前になければ落ち着いて眠れない。極私的なことであり、共に暮らす家族がいないので、こんな癖を知っている人はいない。もしも長生きし、どなたかが寝かしつけてくれるような状況になった時には右向きにしてほしい。
「あの患者さん、褥瘡ができないように向きを変えても右ばっかり向いて。枕があるのに腕を曲げるから固まっちゃうし。でも、あれが落ち着くんだろうね」と言ってぜひ放置しておいてもらいたい。今から、いざという時のお願いリストに書いておこうと思っている。間違っても、褥瘡ができないように逆向きにされて拘束などはしないでいただきたい。

Copyright © 2021, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.


