特集1 「身体拘束最小化」をしていきたいが、どうしてもできない部分。それこそを話し合おう
『「身体拘束最小化」を実現した松沢病院の方法とプロセスを全公開』を読んだ上で
[座談会]「身体拘束最小化」をしていきたいが、どうしてもできない部分。それこそを話し合おう—『「身体拘束最小化」を実現した松沢病院の方法とプロセスを全公開』を読んだ上で
小貫 洋子
1
,
大沢 岳征
1
,
雨宮 栄子
2
,
安藤 由紀
2
,
貝田 博之
3
1医療法人社団全生会江戸川病院
2医療法人社団協友会笛吹中央病院
3医療法人生生会松蔭病院
pp.207-220
発行日 2021年5月15日
Published Date 2021/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689200878
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編集部 本日は全員に『「身体拘束最小化」を実現した松沢病院の方法とプロセスを全公開』(以下、松沢病院の本)を読んだ上で参加いただいています。座談会のテーマは、松沢病院の本を読んでもどうしても難しくてできないこと、そここそを話し合おうというものです。全国津々浦々の病院でも、全く同じ状況にあると思うので、ここで話し合われることは読者にも大変参考になると考えています。
ではまず小貫さんから、今病院が身体拘束をめぐってどういう状況にあるのかをお話しいただけますか。
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