特集1 スーパー救急で拘束ゼロ 山梨県立北病院の実践から強制治療の倫理について考える
―論考―救急急性期治療の身体拘束と医療の質
三澤 史斉
1
1山梨県立北病院
pp.31-36
発行日 2012年5月15日
Published Date 2012/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689101021
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救急急性期治療の「質を高める」話をしよう
精神医療における「病院から地域へ」という流れの中で、入院治療の主な役割は、これまでの隔離収容を目的とした長期入院から、救急急性期治療へと移り変わっています。
ただ、救急急性期治療はエビデンスの確立が難しい領域でもあり、現状では治療方法が均一化されておらず、ばらつきが多いことが指摘されています。
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