連載 木挽先生のすべらない精神科実習指導・1【新連載】
観察には「五感」を使う!?
木挽 秀夫
1
1名古屋市医師会看護専門学校
pp.134-135
発行日 2011年5月15日
Published Date 2011/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689100872
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看護は観察に始まり観察に終わる。これに異を唱える看護者はいないのではないでしょうか。看護と介護の違いについての研修会でも、「看護は、知識に基づく“観察”をベースにした日常生活援助ができる」と、その違いの一部が挙げられていました。確かに、解剖生理学、病態生理学、薬理学などに割かれる学習時間に大きな差があります。
しかし、この重要な「観察」について、どうもしっくりこないことが指導現場のなかで起こっています。
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