連載
萱間真美の「この2か月」+「働きママン」・6
萱間 真美
1
1聖路加看護大学精神看護学
pp.96-101
発行日 2011年1月15日
Published Date 2011/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689100799
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短い秋でした
ものすごく暑い日が続いていたと思ったら、急に寒くなった。仕事で福島県に行った際に、ホームで新幹線を待つのは寒いなと思い、待合室で待った。もうそんな季節である。日本海側は雪が降っているという。夏は苦手で、ぐったりしているので、寒くなるのはうれしい。やっと頭が働くようになるからだ。
毎年秋口からは、年度末までに結果を報告しなくてはならない研究が佳境に入る。大学では入試や大学院の論文提出などの季節になり、時間的にも、質的にも重労働が続く。秋から冬にかけて調子がよくなるからこそ、どこにいっても仕事のサイクルが変わらない大学でやっていくことができたのだと思う。地球温暖化で日本が年中暑くなったら、どこか寒い国に移住しようと思うくらいだ。
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