連載
萱間真美の「この2か月」+「働きママン」・5
萱間 真美
1
1聖路加看護大学精神看護学
pp.104-109
発行日 2010年9月15日
Published Date 2010/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689100759
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
学会が終わりました
6月19、20日の両日、日本精神保健看護学会の第20回学術集会が行われ、無事終った。参加者は約850名であった。約1年半前に学術集会開催を引き受けることが決まってから、本当に長かった。終了後間もない現在の心境は、昨夜パラグアイ代表チームにPK戦で敗れた、サッカーワールドカップ日本代表チームと同様、「やりきった」感じである。
学会の数週間前からは、他の学会での役割も立て続けにあり、金沢で他の学会のシンポジウムの司会を11時に済ませてすぐに移動し、午後は自分の大学で学会当日お手伝いいただくための実行委員会を開き、その翌日は外国からのスピーカーを成田に運転して迎えに行く、というようなスケジュールが始まった。物を食べる余裕がなくなり、眠れなくなり、髪も、ネイルも、お肌も気になりながら手入れにも行けず、ボロボロになって当日を迎えた。私には本当に頼りになるスタッフがいるし、そのスタッフを支えてくれる修了生や院生、秘書さん、学部生やアルバイトの人たちがあらゆる才能を提供してくれた。そのため、実質的なことを私はほとんど何もやっていないと思うのだが、それでも大変だった。
Copyright © 2010, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.