特集1の1 「鑑定入院」をめぐる混乱を整理する
医療観察法の鑑定入院で看護には何が求められているか
岡田 幸之
1
,
美濃 由紀子
1
1国立精神・神経センター精神保健研究所司法精神医学研究部
pp.24-36
発行日 2008年5月15日
Published Date 2008/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689100500
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I 医療観察法鑑定の基礎知識
医療観察法鑑定の鑑定入院にかかわる看護にあたっては、入院をした本人が制度のなかで、どこからきて、どのような立場におかれていて、どこに行こうとしているのかということを理解しておくことが重要です。制度の流れにそって便宜的に、(ア)上流(図1左側)、(イ)本流(図1右側・上部)、(ウ)下流(図1右側・下部)に分け、順に具体的に述べていきます。
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