グラフ
親子鑑定検査法
古畑 種基
1
,
池本 卯典
1
1科学警察研究
pp.13-18
発行日 1969年1月15日
Published Date 1969/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542906301
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ある母子の組み合わせに対して,ある男が父親かどうか,また,子供が取り違えられた場合,真の両親は果たして誰であるかを決める検査が親子鑑定であります.
親子鑑定は,現代の遺伝学の知識を応用することにより,ほぼ完全に解決することができる.その決め手となるのは血液型で,血液型遺伝の法則に反する血液型が認められたときは父子関係は否認される.血液型によって親子関係が否認されない場合においては顔の相似性,指紋,掌紋,足紋,声紋などの遺伝形質の検査を行なって親子らしさの程度を検討します.
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