FOCUS
薬物療法の変化を看護にどう活かしていくのか―多剤併用・大量投与から新規抗精神病薬による単剤化へ
斎藤 衆子
1
1医療法人緑陽会笠松病院
pp.60-68
発行日 2007年1月15日
Published Date 2007/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689100383
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近年、精神科における薬物療法は、新規抗精神病薬の導入により大きく変わりつつあります。当院においても、従来型抗精神病薬の多剤併用・大量投与から新規抗精神病薬による単剤化へと切り替えがなされてきました。今後もその流れは続いていくと思われます。そのなかで看護もまた変化していくのが必然であると考えています。
今回、当院における単剤化への取り組みとそのなかで経験した患者の変化、看護師の役割の変化を踏まえ、精神科看護のあり方を見つめ直した経緯を報告いたします。
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