連載 ひそかに読まれている本
『死者の贈り物』
死者は「死んで・いる」存在である
平尾 隆弘
1
1編集者
pp.42
発行日 2004年1月1日
Published Date 2004/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689100190
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長田弘の新しい詩集が出た。『死者の贈り物』。「いずれも,親しかったものの記憶にささげる詩として書かれた。親しかった場所。親しかった時間。親しかった人。近しかったが相識ることはなかった人。親しかった樹。親しかった猫。親しかった習慣。親しかった思念。親しかった旋律,親しかった書物。」と「あとがき」にある。
長田弘の詩は,だれにでもわかる言葉で書かれている。
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