書評
『臨床判断ティーチングメソッド』|臨床に身を置きながら教育に携わる人が「待っていた」本
岩本 大希
1
1ウィル訪問看護ステーション江戸川
pp.53
発行日 2021年1月15日
Published Date 2021/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201607
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結論から書くと、「私はこんな本を待っていた」。臨床で学習者を支援する管理者やプリセプター、またはエルダーにあたる臨床家で教育に関わる人々には、本書をお薦めしたい。臨床に身を置きながら、半径数メートルの人々の学習・教育に携わる人こそ、「こういうふうに進めたかったのだ」と思うヒントが随所に散りばめられているはずだからだ。私自身、本書を参考にしながら、自組織の教育について新たな組み立てをしたいと考えている。
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