連載 傍らでいて・2
一目置かれた人のそばで
木暮 明菜
1
1群馬県立精神医療センター
pp.138-139
発行日 2024年3月15日
Published Date 2024/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689201251
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- 文献概要
私がいる精神科デイケアには、さまざまな精神疾患をもつメンバーさんがいます。過去に輝かしいキャリアがある方や病気が比較的軽めの方は、自然とデイケアを円滑に運営するためのリーダー的な存在になることが多いです。そうなるとメンバーさんの中でも一目置かれた人になるのです。一目置かれた人の周りには多くのメンバーさんが近寄ってきます。
この詩は、軽度の精神遅滞を持っているメンバーAさんが、リーダー的存在のメンバーBさんの隣にいる場面です。
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