特集 訪問看護師が介入できる高齢者のポリファーマシー—「減らしたい」って言っていい!
—【座談会】—「薬が多い」事例を看護師がアセスメントして見えた課題
梶山 和美
1
,
土屋 志保
2
,
横山 利香
3
,
下井 麻紀子
4
1北里大学病院・看護管理室
2北里大学病院医療の質・安全推進室
3北里大学病院・看護部
4ケアーズ訪問看護リハビリステーション相模原南
pp.644-651
発行日 2019年9月15日
Published Date 2019/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201261
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ポリファーマシー解決のためには、患者・療養者中心の支援が不可欠です。そのためには、その人の最もそばで治療と生活のバランスを見守る“看護師”の存在がとても大きいはずです。
今回の座談会の出席者は救命救急、入院療養、医療安全、訪問看護という“それぞれのケア現場”で、ポリファーマシーを肌で感じていた4人の看護師です。「患者の療養生活を地域へつなぐ」という視点を大事にしつつ、ある事例をアセスメントしてみることを足がかりに、薬が多いことにまつわるあらゆる問題を多角的に考えていただきました。
すると、明日からでも具体的に介入できそうな手がかりが見つかりました。
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