特集 メリデン版訪問家族支援に注目! 本人と家族をまるごと支援すると、こんな変化が生まれます
【メリデン版訪問家族支援の構成要素】
❹情報共有で、暗黙の了解を解消し、風通しをつくりだす
小松 容子
1
1宮城大学看護学群精神看護学領域
pp.804-808
発行日 2018年11月15日
Published Date 2018/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201043
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情報共有のセッションでは、体験や気持ち、疾患についての知識や見方、個々が感じている問題や目標などを「情報」という括りにし、皆で共有していきます。共有の際に大切にしているのが、「当事者とその家族との間」と、もうひとつが「当事者を含めた家族と支援者との間」で、思いや考えが共有されることです。
ここでは、❶本人が家族のなかで何が生じているのかを理解することを援助し、❷何が起こっているのかを、家族が理解することを援助し、❸支援者が家族についての理解を深めて家族にとって本当に役立つ情報は何かを知ること、が目的になります。
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